前回の続きで、ロンボク島での風俗開拓記を。
「ミスター、次はどこに?」
「レベルの高い尾根遺産がいるのは?」
「じゃあ、ディスコですね」
インドネシアのジモティが言う“ディスコ”とは、日本人のイメージする“クラブ”とは限りません。
バンドの生演奏があるBARとか、カラオケとか、音楽(洋風)が流れていて飲める夜遊びスポットをディスコと呼んでいるケースが過去にもありました。
「今夜は土曜だから、混んでいると思います」と彼。日曜ならそれほど混まないそう。
◎スンギギの高級なカラオケ
到着したのは、ロンボクらしからぬ高級カラオケ「New Surya」。スンギギの中心部から南へ、そう遠くありません。
停まっているバイクが十数台、駐車場はほぼ満車。確かに土曜は混んでいるよう。建物正面の入口はライブバンドも入るPUBで、カラオケ入口は左奥に回り込みます。
「日本人客も来る?」と尋ねてみると、英語可のマネジャー氏いわく「たまに、タクシーに連れられて来ますよ」。
日本の曲も少しあるそうですが、問題は尾根遺産。英語が出来る尾根遺産も少しはいる、と。
こんなケースで店側の言う「少し」とは、多くの場合あいさつ程度で、コミュニケーションできるレベルではない、と考えるべきです。
ちなみに金魚鉢の尾根遺産は、スンダとジャワ。地元ササッはいないそう。
駐車場の様相から、結構な数の先客がいたはず。残り物?が10名ほどいたので、稼働数は30名以上いるのではと推測。
料金体系は、一般的なインドネシア形式で、部屋代が1時間75,000Rpで、最低3時間利用。娘の指名料も1時間75,000Rpで、最低3時間です。この2つで計45万。飲み物代は別途、チップも別途。
閉店後の連れ出しはお店として認めてはいないはずなので、そこは腕次第、尾根遺産次第。(予算次第?)
◎オプションつきマッサージ
疲れきった身体にムチ打って、到着した晩に3ケ所回り、すでに時刻は24時過ぎ。
ホテルに戻る道すがら、案内人が「今、通り過ぎたマッサージ店、オプションがあります」と。
マッサージ店は「CHINTIA」といい、スンギギ中心部から南へ向かいます。画像の看板があり、外観は健全なサロンのよう。
深夜24時過ぎにもかかわらず、看板の下で薄着の女性が2名、客引きで立っていました。そんな時間帯に、客引きをしていることからも、普通のマッサージ店でないことは明らかでしょう。
案内人いわく、基本マッサージ代は30万Rpほどで、オプションは尾根遺産と交渉次第、とのこと。
場所を覚えておいて、チャレンジは翌日にしました。
◎無念のとんぼ返り
しかし翌朝。前夜の転倒で捻挫した足首が悪化。まともに歩くこともできず。
さらに痛みが増すようなら、要:病院行きか。となるとロンボクではなくバリ島に戻ったほうがいい。前夜回った場所の撮影だけして無念の撤収。
「オトコの夜遊びガイド」ご購入者様のお話では、ビーチに近い辺りには複数の☆番マッサージ店があり、男ひとりで歩いていると、ホテルのガードマンが「マッサージはどうか」と煩かったそうです。
◎ジゴロはいても?
「地球の歩き方」のロンボク島のページに“ディスコにはジゴロが出没” とあったのがそもそも遠征を決意した理由だったのですが、スンギギのMAPに2軒あったディスコのうち、トロピカーナは数か月前にクローズしたと。
もう1軒のCRクラブは、地図の該当エリアを2往復したものの、看板も建物も発見できず。
「地球の歩き方」のMAP外にある、大きなハコが既述のMETZOともう1ケ所。しかし案内人いわく、援助目的のフィッシング娘はどちらにもいませんよ、と。
これは完全に私の見込み違いでした。
*この記事は2014年1月時点のものです