前回の続きで、4年前のロンボク島風俗開拓記です。

 

◎路地の奥にあったカフェ・チェウェ

置屋ホテルのレベルはそう悪くはなかったものの、1回戦50万も出すほどとは感じられず、もっと安いローカル御用達の夜遊び場に連れて行くよう、ウェイターの彼に依頼。


いわく「20万RpでOKですが、レベルは落ちます」と。


前回記事のCAROLINAホテルから50mほど南に画像の「変形十字路」があります。

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ここを右に曲がります。一見、行き止まりに見えます。

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しかし路地の奥まで進みますと、左に折れる細道があります。バイク1台が通れるくらいの細さです。


折れてすぐまた右に、道なりに折れると10mほど先の左側にカフェ・チェウェがあります。

中庭のようなスペースがありますので、普通の民家ではないとわかります。


こんな路地の奥の奥にあるのですから、一介の旅行者が発見することは不可能。

規模はバリ島のパダンガラやアサマンをもっと小さくした程度、20m四方くらいでしょうか。


カラオケのモニターがあって、その付近だけ明るく、スペース中央に組まれた矢倉?の暗闇に座る、数名の客と数名の尾根遺産。


指名されていない尾根遺産たちはみな、壁際で携帯いじり。


インドネシアのCafe Cewek ですから、当然のことながら暗くて顔もろくに判別つきません。しかし少なくとも、バリ島ダナウテンペのような【お化け屋敷】ではありません。

 

◎スンバワ尾根遺産はレア?

モニター前の、壊れかけた椅子に座らされ、まずウェイターの彼が連れてきたのは、愛想の良さげな巨乳メタボちゃん。


「ゴメン、細くて小さい尾根遺産、頼むよ」

で、次に登場したのが自称19歳。そこそこカワイイ。


「キミはササッの人?」

「いいえ、スンバワよ」


スンバワ島はロンボク島の東隣。空港もあるにはあれど、欠航が頻繁(乗客が少ないと飛ばない)だという、それなりに秘境です。


彼女いわく、このカフェで働く尾根遺産は10名。彼女ともう一人がスンバワで、他はササッ人だと。これは貴重なスンバワ娘との対戦チャンス!


でも尾根遺産、私の質問にひとつ答える都度、すぐに携帯イジりを再開します。なんとかコミュニケーションを、と頑張ったものの、15分ほどで挫折。


そのうえ早口でヒアリング困難。「トロン スカリ ラギ」(もう一度言って)「トロン プランプラン」(ゆっくりと)と何度お願いしてもダメ。


コイツは絶対ハズレだ!!と確信。私のジュース2本、娘とガイド各1本、娘のタバコ1箱、しめて5万Rpを払って退散しました。


(つづく)

 

*この記事は2014年1月のものです